<< 屋号松岡ゆりな。 | main | トマトナイト。 >>

HUG

090814_180633.JPG
外国人の友達はいつもHUGをする。そしていつも笑っている。

でも私は彼の中に大きな悲しみがあるのを知っている。
私がその歌を歌った時、彼の中でその思いが広がり、泣いている小さな彼が見えた。

歌い終わった時、彼は私の目をじっと見て、見たことのない表情で笑った。

生まれた場所を超えて、私と彼の心がつながった、と感じた瞬間だった。


悲しみを知っている人は、
心の中に敏感な探知機を持っていて、人の悲しみにすぐに気付く。


整体師の生徒さんと肌の話をした。
以前まぶたが腫れて何をつけても痛かったと言うと、
「乾燥しているから他の場所より深く染み込んでしまうから、それに抵抗して荒れたりしますよ。」

と教えてくれた。

心も同じ。
乾いていたら、深く深く染み込んでゆく。

それが深すぎて、心がアレルギーを起こす。
他の場所なら、何も問題ないのに。
つけた化粧水は決して悪いものじゃないのに。


愛情のプールで泳いで来た人が、好きだ。
彼らは人にも溢れんばかりの愛情を降り注ぐ。

愛情のひとしずくを求めて、痺れる程に舌を伸ばし蛇口の下で乾いた唇を待機させている人が、愛しい。

彼らは価値を知っている。彼らは愛を知っている。

そしてその両極端なタイプは、とても似ている。

巨大な愛は光になる。

そしてまた巨大な闇も、光になる。

HUGをしよう。

星の数程のHUGを。

私はHUGをしたくてsingerになったのかもしれない。


HUGをしよう。

悲しみの数だけのHUGを。

私はHUGをしたくて歌の先生になったのかもしれない。
歌で抱き締める。
コトバで抱き締める。

HUGをしよう。

屋根の上に登って星を数えるように。

綺麗な水に爪先をつけるように。

HUGをしよう。

HUGをしよう。

きみがいて、ぼくがいるのだから。

100回でも。

1000回でも。

10000回でも。
| | 02:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Comment









Trackback
url: http://blog.singer-yurina.com/trackback/993399

11
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
Profile
New entries
Archives
Categories
Recent comment
Mobile
qrcode
Links
Others
無料ブログ作成サービス JUGEM