<< お疲れ様でした! | main | レッスン本格スタート! >>

エラ・フィッツジェラルドのように。

洗った髪にムースをつけ、ドライヤーで半かわきにする。
久しぶりに、パソコンで文章を打つ。

グラスでグレープフルーツジュースを1杯と少し飲む。
久しぶりに、朝ごはんを作りたくなる。

プレイヤーからは、名JAZZ歌手達がエラに捧げたゴキゲンな演奏が次々に流れている。


ああ、とにかく、
あの子たちはやったのだ。

やり遂げたのだ。


10代の頃、年を取りたくなかった。
冗談みたいな話だが、30歳まで生きている自分を想像出来なかった。

10代の頃、早く大人にはなりたかった。
どんなに頑張っても、最後には年齢の話でねじ伏せる大人が信用出来なかった。


カーテンの向こうで、下の道路の車の音が聴こえる。
交通量が増している忙しない朝にぴったりの、スキャット合戦が部屋のプレイヤーから飛び出している。


私はあの子たちをこれからも助けるだろうし、
導くだろうし、背中を押すだろう。

でも、代わりはできない。
誰も、あなた達の代わりは出来ないんだ。


ダイアン・リーヴスが「Oh,Lady be Good!」を歌い終える。

そうなんだ。
そこなんだ。

若者たちよ、
「代わりのいない人」になれ。

何か特定の人や物のためでもいい。
世界中のためでもいいし、
宇宙のためだっていい。

歯ブラシのためでもいいし、コーンフレークのためでもいい。

ただ、扉も開かずに「自分のために」なんて言うのは、できればやめてほしい。

代わりのいない人、になれ。

たとえば、きみが70年後に誰かを幸せにしていたら?
きみがこの世界から、形がなくなっても、
ずっと幸せにし続けていたとしたら?

生きる価値なんて、生きているうちに全部わかるわけないさ。

エラ・フィッツジェラルドにあったことはないけれど、
彼女の歌声は確実に私の人生を変えてくれたんだ。

そして、毎日を素晴らしいものにしてくれる。


私が10代のときに時々言われた言葉は、
「大人になればわかる」。

でも、素晴らしい音楽を奏でる大人たちは誰一人そんなことを言わなかった。
みんな、まず褒めてくれたあと、もっと音楽を楽しめる「コツ」を教えてくれたんだ。

視界が暗いなら、自分で明るい場所を求めればいいんだ。

結局のところ、
「大人になってわかる」ことなんて、

税金の書類の書き方と、上座の位置、冠婚葬祭のルール。
この3つくらいのもんだよ。


代わりのいない人、になれ。

さあ、朝ごはんはなんにしようか。




















 
| つぶやき。 | 07:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Comment









Trackback
url: http://blog.singer-yurina.com/trackback/995097

09
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
Profile
New entries
Archives
Categories
Recent comment
Mobile
qrcode
Links
Others
無料ブログ作成サービス JUGEM