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まるちゃんと、わたし。〜ちびまる子ちゃんのおもひで。〜

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ショックなことが起こった時に「顔にたて線」が入るイメージを想像したり、

嫌なことがあったときにその場から、ダッとドラマのように駆け出したり、

日常の何気ないところに隠れている「ちびまる子ちゃん」の影響は数え切れない。

今の子達にとっての、「ワンピース」や「プリキュア」に当たるんだろうか。

私達の世代にとっての「まるちゃん」は「アニメの主人公」ではなく、「仲のいい友達」もしくは「自分自身の分身」だった。

■■■

先日、「ちびまる子ちゃん」の生みの親であり漫画家のさくらももこさんの訃報に日本中が悲しみに包まれた。

平成を代表する作品であり、
また平成の世に「昭和の家族の温かみ」や「昭和という時代の空気感」を伝えるという大きな役割を果たした「ちびまる子ちゃん」。

新たな時代を目前に、平成の大きな遺産となった。


今でも紙とペンがあると、まるちゃんを描いてしまう。

随分下手くそになったが、前はすべての人物をもっとスラスラ描けたもんだ。


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お気に入りのストーリーは数え切れないが、
中でも「盲腸」の話が印象的だった。

腹部の痛みから病院に行き、
今朝の献立を聞かれたときに、
「ご飯と糸こんにゃくの油炒め」だけだったというエピソード。

その後、実際に姉が盲腸で入院し、その時にもちびまる子ちゃんの漫画を読んで、
「笑ったら縫い目が痛い」と言っていたのをよく覚えている。

他にも折原くんというオリエンタルな顔立ちの転校生の話や、
まるちゃんが山口百恵さんの前髪を真似たり、
まるで自分が実際に経験したことのように、
鮮明に記憶している。

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ちびまる子ちゃんにはさまざまな登場人物が出てくる。

親友のたまちゃんを筆頭に、

お金持ちでキザな花輪くん、
生真面目な丸尾くん、
藤木くんや、
永沢くんや、
みぎわさん。

皆んなそれぞれに個性的で、
少し人と違うところがあり、
でも憎めない愛すべきキャラクターである。


もし学校に少し苦手な子や、
ちょっとこちらが想像もしないことを言ったり、やったりする子がいても、

「なんか、丸尾くんっぽいね。」
「永沢くんっぽいところあるよね。」

と言って、なんだかそう思うと嫌いじゃなくなっている自分がいたりした。


名作に対して、自分なりの結論を出すような、
おこがましいことはあまりしたくない。

でも、
ちびまる子ちゃんという作品は、
私達が「自分とタイプの違う人間」と、
仲良く生きていく術を教えてくれた。

そう思えてならない。

時には腹を立て、呆れ、
鼻で笑いながらも、
夜にはまあいいかとなり、

また次の朝おはようと言って、一緒に過ごす。


そんななんでもない日々の生活を描くことで、
私達に大切なことを沢山教えてくれた作品だった。

そしてきっと新しい時代の子供達にも、
新鮮にそして身近に、まるちゃんは寄り添ってくれるだろう。

■■■■

さくらももこさんのご冥福を心よりお祈りいたします。

singer・ボイストレーナー
松岡ゆりな
| いろいろ | 01:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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